関連規格
| 機関名 | 規格番号 | 内容 |
| 日本規格協会（JIS） | JIS B 9927 | 粒子捕集率（EPA、HEPA、ULPAフィルタおよびろ材） |
| 日本規格協会（JIS） | JIS B 9908 | 換気用エアフィルタ・電気集じん機の性能評価 |
| 日本電機工業会（JEMA） | JEM 1467 附属書A | 空気清浄機フィルタの性能評価 |
各種エアフィルタは、空気中の微細な粒子を効果的に除去するため、 現代において健康や快適な生活環境を守る上で不可欠なものであり、様々な場面で使用されています。
当研究所はJACA（日本空気清浄協会）の試験所として、数多くのフィルタ試験を行っています。
解説
超微粒子（UFP: Ultrafine Particles）とは
超微粒子は粒径100ナノメートル（0.1μm）以下の粒子で、大気や作業環境中に存在し、 肺の奥まで到達して全身に影響を及ぼす可能性があるため、健康リスクとして注目されています。
測定方法
超微粒子は通常のパーティクルカウンターでは測定できず、 SMPS（Scanning Mobility Particle Sizer）を用いて個数濃度分布を粒径ごとに測定します。
試験はHEPA・ULPAフィルタの捕集率試験と同様の構成で、 試験粒子を超微粒子に、測定器をSMPSに変更して実施されます。
実績
国内外のフィルタメーカー、家電メーカー、空調機器メーカー、繊維メーカー、医療機器メーカーなど
関連情報