フィルタ試験

キャビンエアフィルタ(自動車用フィルタ)

関連規格

機関名 規格番号 内容
日本規格協会(JIS) JIS B 9901-1 除去率、除去容量試験(ガス除去材)
日本規格協会(JIS) JIS B 9901-2 除去率、除去容量試験(ガス除去フィルタ)
日本規格協会(JIS) JIS D 1612 粒子捕集率
ガス除去試験装置

キャビンエアフィルタは、自動車のエアコン(HVAC)システムに組み込まれており、外気や内気に含まれる粒子・花粉・アレルゲン・臭気・有害ガスなどを除去して、車室内の空気を清浄化するためのフィルタです。

当研究所はJACA(日本空気清浄協会)の試験所として、数多くのフィルタ試験を行っています。

解説

ガス除去率試験

JIS B 9901を参考にガス除去率、及びガス除去容量を求めます。

対象物質はアンモニア、トルエン、硫化水素、SO₂、NO₂などとなります。

粒子捕集率試験

JIS B 9908, JIS B 9927を参考に粒子捕集率、及び粒子除去容量を求めます。

試験粒子としてはJIS 8種、11種、NaCl、KCl、ISO A2(fine)ダストなどとなります。

除去率と除去容量

除去率は、一過性の除去率を示し、検体の上流側と下流側の濃度測定により求められます。

除去容量は、ある一定の性能に低下するまでに処理できる対象物の量を示すもので、耐久性能を示すものです。

ガス除去フィルタ試験装置
ガス除去フィルタ試験装置
LSRLフィルタろ材試験装置
LSRLろ材・フィルタ試験装置
アセトアルデヒド除去試験結果
ガス除去フィルタのアセトアルデヒド除去試験結果

実績

国内外のフィルタメーカー、自動車メーカー、自動車部品メーカーなど

関連情報

 

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