空気清浄機試験

脱臭試験

関連規格

機関名 規格番号 内容
日本電機工業会（JEMA） JEM1467 附属書B 脱臭性能
米国家電製品協会（AHAM） AHAM AC-4 脱臭性能
中国（国家規格） GB/T 18801 ガス状汚染物質除去性能
日本規格協会（JIS） JIS C 9615 ガス除去性能(ワンパス)

空気清浄機は室内空気汚染対策として有効であり、今後も健康志向の高まりや環境問題の意識の高まりと共に、さらに普及が進むと考えられています。

解説

対象物質

主要な対象物質としては、アンモニア、酢酸、アセトアルデヒド、硫化水素、メチルメルカプタン、イソ吉草酸などの臭気物質や、ホルムアルデヒド、トルエンなどの有害化学物質が挙げられます（その他の物質も対応可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください）。

IEC国際規格

現在、空気清浄機の脱臭性能に関する国際試験規格－IEC63086-2-2－がIECの委員会（TC59/SC59N/JWG2）で策定中となっております。当研究所のスタッフもExpertとして同委員会に参加しており、2026年中には規格が発行される予定となっています。本規格では、脱臭性能はCADR（Clean Air Delivery Rate）と呼ばれる指標で示され、国際的に認められた除去性能指標が求められます。
当研究所は、同規格に対応している30㎥のステンレスチャンバーを完備した国内唯一の試験機関として位置づけられています。

脱臭試験の試験概要図
試験結果の一例（ホルムアルデヒド除去試験）

実績

国内外問わず家電メーカー、空調機器メーカー、空気清浄機商社など

関連情報

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