空気清浄機試験

超微粒子除去試験

関連規格

機関名 規格番号 内容
国際電気標準会議(IEC) IEC63086-2-1 集じん性能
日本電機工業会(JEMA) JEM1467 附属書A フィルタ性能
日本電機工業会(JEMA) JEM1467 附属書C 集じん性能
日本電機工業会(JEMA) JEM1467 附属書G PM2.5除去性能
米国家電製品協会(AHAM) AHAM AC-1 集じん性能
中国(国家規格) GB/T 18801 除去性能(粒子状物質)
日本規格協会(JIS) JIS C 9615  

超微粒子(Ultrafine Particles, UFPs)は、粒径が100ナノメートル(0.1μm)以下の微小な粒子を指します。大気中や作業環境中に存在し、人間の肺の奥深くまで到達して全身に影響を及ぼす可能性があるため、近年、健康リスクとして注目されています。

解説

ウイルスの粒子径と超微粒子

COVID-19の流行によりウイルス対策が注目されていますが、ウイルスの粒子径は超微粒子サイズに該当することから、超微粒子を用いた試験によりウイルス除去性能を求めることができます(ウイルス除去性能≒超微粒子除去性能)。

超微粒子の測定

超微粒子は、通常のパーティクルカウンターでは測定できず、SMPS(Scanning Mobility Particle Sizer)と呼ばれる測定装置を使用します。SMPSは、ナノメートルサイズのエアロゾル粒子(超微粒子)を粒径ごとに分類し、その個数濃度分布を測定する高精度な測定装置です。

試験方法

空気清浄機を設置したチャンバー内において、特殊な粒子発生機により超微粒子を発生させ、空気清浄機運転時のチャンバー内粒子濃度をSMPSを用いて測定することにより超微粒子除去性能を評価します。

実績

国内外問わず家電メーカー、空調機器メーカー、空気清浄機商社など

試験概要図
超微粒子に対する除去試験結果の一例

関連情報

☆空気清浄機試験の2つのお得なプラン(ワンストップ評価サービス

  • ベーシック評価パック:風量、騒音、消費電力、適用床面積(集じん性能)の試験パック
  • アドバンス評価パック:5大汚染物質(粒子状物質、化学物質、臭気物質、アレルゲン、微生物)の除去試験パック
  • フィルタ試験

 

この試験について問い合わせる