空気清浄機試験

耐久試験

関連規格

機関名 規格番号 内容
日本電機工業会(JEMA) JEM1467 附属書B 脱臭耐久性能
日本電機工業会(JEMA) JEM1467 附属書C 集じん耐久性能
米国家電製品協会(AHAM) AHAM AC-3 集じん耐久性能
中国(国家規格) GB/T 18801 累積浄化量(CCM)

空気清浄機は室内空気汚染対策として有効であり、今後も健康志向の高まりや環境問題の意識の高まりと共に、さらに普及が進むと考えられています。

解説

空気清浄機のフィルタの交換時期を求めるために耐久試験法が定められています。

国内においては、日本電機工業会による試験規格JEM1467により評価するのが一般的であり、附属書B、Cの中で「耐久試験」として評価方法が記されています。

JEM1467 附属書B 脱臭耐久性能試験

気積1m³のアクリルボックス内に空気清浄機を設置し、タバコ煙中の主要な臭気物質であるアンモニア、アセトアルデヒド、酢酸が30分間でどの程度除去できるか、検知管により測定して評価します。

上記の試験を繰り返し、30分間での除去率が50%未満になるまでのタバコ本数からフィルタの耐久年数が求められます。

JEM1467 附属書C 集じん耐久性能試験

タバコ煙粒子への曝露に1m³アクリルボックスを、各時点での集じん能力の評価に20~32m³の大型チャンバーを用いて評価します。

すなわち、1m³アクリルボックス内にて空気清浄機をタバコ煙粒子に曝露させていき、適宜、大型チャンバーにて各時点における集じん能力を求め、濃度減衰時間が2倍に達した時(≒集じん能力が初期の半分以下になった時)までの曝露タバコ本数(耐久本数)から耐久日数を求めます。

試験装置(平面図)
集じん能力測定室(立面図)
脱臭耐久試験の結果の一例
集じん耐久試験の結果の一例

実績

国内外問わず家電メーカー、空調機器メーカー、空気清浄機商社など

関連情報

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  • アドバンス評価パック:5大汚染物質(粒子状物質、化学物質、臭気物質、アレルゲン、微生物)の除去試験パック
  • AHAM AC-3
  • GB/T18801 累積浄化量(CCM)
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